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心情

挑発

男から、優しくされたい。
特別に、扱ってほしい。
寂しいから、そばにいてほしい。

それなら、媚びてみろよ。
上目遣いで、誘ってみろよ。
AV女優みたいに、喘いでみろよ。

躊躇ない、言葉たち。
たしかに、私の一部が、痛められた。
その傷跡の、奥底を、掘り下げていく。

たぶん、その場所に、あなたの尊厳が、ある。
誰にも、けなしてほしくない、誇り。
私が、私であり続ける、証。

でも、男たちは、平気で、土足で、踏み込んでくる。
所詮、お前は、お前でしかないと、言うように。
だから、あなたは、声を、あげるべきだ。

女性で、あり続けること。
その、覚悟と、決意。
目の前の世界は、ただ、あなたらしくいることを、待ち望んでいる。

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心情

意味を求めてしまう僕らは

常に、新しいものを、探している。
揺れ動く時間は、止まりそうにない。
街ゆく人は、すべてを、やり尽くした顔だ。

幸せになろうと努力して、幸福を手に入れた人を、見たことがない。
いっさいの歓びは、過去を、取り戻すことに、集約される。
あのとき流れていた、何気ない日常に、今、自分が欲しいものの全てが、存在していた。

労働がもたらすことなんて、少しの疲労と、わずかばかりの金に、すぎない。
まして、承認や、役割を、与えてくれるという幻想は、捨てる。
それでも、意味を求めてしまう僕らは、きっと、愚かなんだろう。

心が、外部に、開けすぎている。
他者も、自分と同じように、感じているにちがいない。
優しすぎるあなたが、もっと、生きやすい社会に、なるように。

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心情

それでも祈る

お風呂あがりの、僕は、上機嫌だった。
銭湯の脱衣所で、大雨の災害のニュースに、目をやる。
今、ここに流れている時間は、フェイクのように、空虚であることを認めざるをえない。

今日、失われた命と、まるで無造作に、生き延びた、魂。
その両面を含めて、ひとつの世界なんだと、あなたは、諭す。
でも、そんな、うわっつらな解釈なんて、いらない。

この先の、延長上に、たぶん、「死」がある。
その時は、苦しいかもしれないし、痛いかもしれない。
いっそのこと、安らかに殺してくれという、傲慢な願望を、焼き尽くせ。

人の命について、語れるほど、賢くはない。
だけど、せめて、慰めの言葉を紡ぎたい。
その行為が、意味なんてないと、批判されても。
#被害が最小限で済みますように

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心情

ときには、戦うことも必要なのかもしれない

自分が、どうありたいか。
なにに心を奪われて、だれと生きていくのか。
たぶん、それは、時間とともに変化していく。

「これからの日本は、こうなっていきます。」
そんな話が、できたら、かっこいいかもしれない。
だけど、わりと知られていないけど、未来を予測できる人間は、いない。

発達するAI、増加していく外国人労働者、腐りきった政治。
「危機感」という、安易な言葉では、説明できない不安が、増大していく。
変わらない町並みと、いつもあくびばかりしている友だちの姿が、尊い。

ここにある、幸福を感じる瞬間だけを、大切にしよう。
どんなに、馬鹿にされようと構わない。
それを、奪おうとするなら、強い悪意をもって、僕は戦う。

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心情

お金と僕

全ての価値は、数字で、置き換えられるとしたら、虚しい。
気付いたら、値札のついた商品に、囲まれていた。
べつに、欲しくもないのに、それは、偉そうな顔をしている。

お金は、僕にとって、どんな意味をもつのか。
たぶん、社会参加のための入場券だと、思う。
貨幣をもたない者は、社会から排除される仕組み。

金を払えば、人を雇える。
みんなが、疑わない、そのルールは、いつから、できたんだろう。
経済が、世界を支配していく。

お金で、幸せを買えるならば、いっそのこと、楽なのかもしれない。
大勢が、無価値であると思うことに、大金をつぎ込むやつが、いる。
そういう世界が、好きだ。
画一化されない、今を求めて。

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心情

メッセージ

ちやほやされたい。
バズりたい。
たくさん、いいねがほしい。

インターネットが普及して、くだらない願望に、振り回される。
個人が、発信できる歓び。
僕は、なにを、伝えて、誰と、つながりたいんだろう。

若いころから、活躍して、名を知られる。
それに比べて、自分は、なんとも、みっともないんだろう。
何かを成し遂げなければ、どんどん隅に追いやられる、感覚。

べつに、有名にならなくても、幸せでいられる。
テレビに、うつることが、すべてじゃない。
むしろ、そこじゃないところに、真実がある。

なにも起きなかった、平坦な一日に、祝福をあげよう。
あなたからの、何気ない一言に救われる。
そういう言葉を、ここから、届けたい。
弱っている心に、静かにしみ込む、メッセージを。

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心情

気が向いたときに、動く

寂しいから、そばにいてほしい。
一人になりたいから、放っておいて。
その周期を、崩してしまうと、ストレスになる。

調子のいいときもある。
気分が優れなくて、落ち込む時もある。
そりゃ、生き物だもの。
完璧じゃない。

食べたいときに、食べる。
眠りたいときに、眠る。
働きたいときに、働く。
外に出たいときに、でかける。
そういう生活を、結局は、求めている。

まともであることに、執着する必要はない。
ちゃんとしなくちゃいけないと、念じるほどに、疲れていく。
僕は、僕のままで、生きていく。

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心情

完璧な青春を過ごしたやつなんて、いない

過去を振り返って、思う。
あのとき、僕は、狂っていたんだなと。
ひたすらに、つるむことを避け、他人からの目線に恐怖していた。

呪いにちかい、決まり事を、自分に課し、目に見えない敵と、戦っていた。
答えを見つけようと必死になるうちに、遠のいていく、人間性。
「ちゃんとしなさい。」という言葉が、「それができないなら、命を絶つべきだ。」に、変換されていく。

ただ過ぎていく時間のなかで、「今」だけが、美しかったし、尊かった。
考えなければならないことが、若い僕にはあったし(それに意味があろうと、なかろうと)、だれかと向き合う余裕なんて、なかった。

たぶん、後悔のない青春を送ったやつなんて、いない。
欲しいものを、全て、手に入れて、傷つくことに、繊細にならない。
もし、そんなのがいたら、それはつまらない人間だろう。

くそみたいな社会。
目標や、夢なんてない、ない。
ただ、呼吸のできる場所へ、行く。
まだ、死ななくてもいいなと思える、一瞬を求めて。

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心情

<マゾヒズム>と<サディズム>

宗教をかたく、信仰しているわけでもない。
村社会に、身を置いているわけでもない。
家父長制を重んじる親のもとに、いるわけでもない。
上下関係が厳しい封建的な会社に、勤めているわけでもない。

僕を縛るものなんて、何一つなくなってしまった。
それが、生きやすい世の中なのか。
あるいは、ただ、不安が増したのだけなのか。
自由を手に入れた後、いったいどこを目指すべきなんだろう。

コロナに打つ勝つために、ひとつになりましょう。
団結して、絆を取り戻しましょう。
それに、違和感を抱く。

圧倒的な権力に惹かれ、それに従う<マゾヒズム>が、目覚めていく。
やがて、それは、弱者をいじめる<サディズム>に、変化してく。

また近代を、やり直すつもりなんだろうか。
今を生きる、僕らなりの、手の取り合い方がある。
#コロナに負けるな

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心情

誰かが、誰かを傷つけないように

ここ最近の娯楽は、もっぱら公衆浴場での、入浴。
そこで、顔なじみのおっちゃんたちが、交わす言葉が好き。
まさに、それは、中間集団そのもので、ずっと残していかなければならない風情だ。

ネットで飛び交う、誹謗中傷。
それは、べつに無視すればいいし、人間の本性まるだし感があって、憎めない。
ただ、意図的に、個人を攻撃したり、差別するのは、間違っている。

間違っていることにたいして、それは、間違っていると、言うこと。
それくらいのことしか、僕らには、できない。
その人が、その思考に辿り着いた過程を、想像する。
もう少し、時間をかけて、言葉にするまで、吟味することは、できなかったのか。

なにも相手が、どう感じるかに、思いをめぐらすことを、押し付けはしない。
その行為は、容易に達成されるものでは、ないからだ。
いつか、銭湯での世間話みたいな会話を、ネットに再現できる日を願う。
(それは、たぶん、人間のモラルが、上限をこえた時だ。)