ここにいて、いいんだよ。
なにも、咎めないし、強制もしない。
ただ、呼吸をするだけでいい。
今のあなたは、涙を流すことさえ、たじろんでいる。
個性的である必要なんかない。
「すべてが狂っている」と、だれかが呟いた。
そうかもしれない。
現実とよばれる世界は、
どうにも生きにくい。
信じるべきに値する事象なんて、存在しない。
でも、心を突き動かされる曲がある。
このバンドは、もう解散している。
10年くらい前に、よく聴いてました。
でも、いまでも古い感じがしない。
ふくろうずの「ごめんね」。
なにもできない自分が、嫌いだ。
でも弱くあることが、許されない社会なんか、きえてなくなればいい。
無限にひろがる精神世界に、バウンダリー(境界)があるならば、
それはきっと、すでに廃れているにちがいない。
僕を分断するすべてのものに抗う。
正しい必要なんてない。
何度でも立ち上がればいい。
それが果てしなく小さな決意のもとに
なされた行為なら、いつか光かがやく灯火となる。
だから、生きて、生きて、生き抜いて欲しい。
このおかしいほど静まりかえった現世を。