Mrs. GREEN APPLEの「soFt-dRink」。
何回もリピートしたい。
クセになる。
音楽には、ほんの5分のあいだに凝縮された密度の濃いストーリーが展開されている。
小説を読んだり、映画を観たりするのとは、また違う。
でも、たしかに、こことは違う世界に連れていってくれる。
もし世界が複数、存在しているならば、
今、僕がいるこの場所は、いったいどんな風合いを持ちえているのだろう。
ただ、とてつもない大きな社会を目の前にして
自分とはいったい誰なのかを
問い続ける日常は
ある種の牢獄に閉じこめられたようなもんだ。
それでも、無意味な今が、ただ漠然として続いていく。
生きることは、死んでいくことなんだよ。
あるいは、死んでいくことは、生きることだ。
相反する影響を及ぼす言葉は、
今日も雑踏のなかに消えていく。
まるで、青く光る魂みたいに。