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詩的表現

すべて

人生が楽しくなる

一歩、手前が

本当の幸せなのかもしれない。

移り変わっていくのが

常だ。

一度、幸福なんてものに

慣れてしまえば

後は、ただ惰性の日々が

続いていく。

頭の中を

とめどなく、流れる思考が

爆発する。

なにもかもが

消費されていく。

変わりは

いくらでも

きくのだから

お前なんて

必要ないという

批判だけが

はっきり聞こえる。

僕という人格を

他の誰かに生きて欲しい。

そのとき、初めて

理解がうまれるだろう。

だけど

そのときは、絶対に訪れない。

誰も他の人の、人生を

とって代われないからだ。

それが、この世界の、すべてだ。

あるだけの力で

生きていく。

嘘のない

かっこをつけない

不器用な

ありのままの自分で。

心地のいい夜風が

夏の終わりを告げる。

季節が、巡る。

ただ、それだけが、分かる。

作成者: 木下 拓也

1987年、大阪生まれ。ライター志望。
兵庫の大学を卒業してから、フリーターとして働いています。
セクシュアリティーは、人生を豊かにすると信じる人間です。
書いて、伝えることを大切にしています。

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