生活のなかに
根付く
華々しい
出来事。
セックス、笑い、娯楽、歌。
他者との
やりとりによって
生まれる、歓び。
自然に触れて
わき起こる
癒し。
それら
全てのさきにある
エクスタシーが
中毒になっていく。
安田レイの「through the dark」。
享受しうる
できるかぎりの
資源を
むさぼり食らう。
その裏に
ひそむ
搾取、貧困、無限的な消費。
異なる基準で
引かれる、境界ライン。
ありふれた
ダブル・スタンダードが
概念を
分断していく。
僕らの
世界は
まるで
ひとつに
繋がっているかのようだ。
断固として
暴力に立ち向かう。
まだ
捨てきれない
淡い
希望のために。