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詩的表現

リアルワールド

いつか

僕らの

社会は

目を背けたくなるような

光景で

覆われてしまうんじゃないだろうか。

予想だにしない

出来事が

次々と

巻き起こる。

そのことを

実は

誰しもが

気付いている。

不安な

未来にたいして

準備をしておくことで

精一杯だ。

裏切られた希望を

持て余す。

リアルワールド(現実社会)は

たいてい

幻滅することが

ほとんどだ。

いっさい

光が

届かない

場所で

なにかを待つ。

親の期待、

それにそぐわない自分、

搾取される労働者、

取り繕われた正義、

むせ返るような

黒煙が

正気を

かき乱す。

行き場のない

亡霊たちは

うめき声を

あげる。

不健康な

精神が

誰かを

傷つけてしまう前に

ここを出よう。

くだらない常識を

蹴り飛ばして

旅にでる。

まだ

冒険は

始まったばかりだ。

作成者: 木下 拓也

1987年、大阪生まれ。ライター志望。
兵庫の大学を卒業してから、フリーターとして働いています。
セクシュアリティーは、人生を豊かにすると信じる人間です。
書いて、伝えることを大切にしています。

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