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詩的表現

オルタナティヴ

いつまでも

そこで

幻想に

つかっていてばいい。

けれど

現実は

刻一刻と

進んでいく。

この先

何十年後の

国の姿を

予測できる者など

存在しない。

でも

ずっと

経済が

成長していくというのは

妄想だ。

だから

僕は

オルタナティヴを模索していく。

企業に守られて

いい思いをする

人間の数は

限られてくるんだから

競争に勝たなくちゃいけない。

だから

勝ちのぼる

努力をしないやつは

底辺で

貧乏暮らしを

していればいい。

資本主義の波にのることが

たったひとつの正解なんだから。

そう考えている奴は

別に好きにすればいい。

好きなだけ

儲ければいい。

自分が生きている時間だけ

思い通りになればいい。

その先のことなんて、

お前らが自分で考えろよ。

そんなんで

いい国になるはずなんてない。

いつから

僕らは

「知性」を

捨ててしまったんだろうか。

もう

なにも考えない大衆の

一人になるのは

ごめんだ。

だから

声を上げろ。

腐りきった世界に

希望を見出せ。

絶望に

負けるな。

作成者: 木下 拓也

1987年、大阪生まれ。ライター志望。
兵庫の大学を卒業してから、フリーターとして働いています。
セクシュアリティーは、人生を豊かにすると信じる人間です。
書いて、伝えることを大切にしています。

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