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思考

やむにやまないこと

 毎日、いろんな騒ぎが、あちこちで、繰り広げられている。まるで、世界が、根もとから、でんぐり返しを、しているみたいだ。ちょっとした見物だ。そういう現場を、見逃すのは、惜しくないのかと、誰かが言う。

 けれど、世界は、そんなに、簡単に、でんぐり返りなんかしない。でんぐり返るのは、人間の方である。そんなものを、見逃したところで、惜しくはない。都会で、持ち上がってることに、僕は、関心を持たない。今日、起きたことで、本当に興味があって、自分と、関係していることは、一体いくつあるんだろう。やむぬやまれなさがあって、伝えるべきことなんて、本当は、ものすごく少ないのかもしれないと思う。

作成者: 木下 拓也

1987年、大阪生まれ。ライター志望。
兵庫の大学を卒業してから、フリーターとして働いています。
セクシュアリティーは、人生を豊かにすると信じる人間です。
書いて、伝えることを大切にしています。

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