いやおうなしに
進む
合理化。
便利になることを
望んだ
僕らは
本来の
目的を
忘れてしまった。
失われていく
人間性が
泣いている。
規格から
ずれた者を
排除していく。
マニュアルに
そぐわないものは
認めない。
他人からの
印象を
気にせずには
いられず、
与えられた
役割を
従順に
演じる
僕たち。
秩序に
疲れたときに
聴きたい
音楽。
YOSHIの「VOICE」。
社会を
成り立たせることばかりに
夢中になっている間に
圧倒的な
個性を
遠ざけてしまう。
生きづらいときほど
自由が
欲しくなる。
僕らは
社会を
構成する
要素に
すぎないのか。
あるいは
人間は
社会、そのものなのか。
たぶん
明日も
道ゆく人にむけた
無関心を
続ける。
でも
それは
まだ
誰も
知らない
僕になる
序章だ。